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コーチング

イライラしたら思い出したいこと。自分でコントロールできることに集中する。

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イラッとすることがある

社会に出て働いているとイラッとすることがあります。

自分の置かれた状況を聞かずして仕事を振ってくる上司。

こちらの都合を考慮せず、自分の利益の為だけに仕事を進めていこうとする同僚。

労働者の権利ばかりを主張し、全然仕事に集中して取り組まない部下。

あなたにとってもイラッとする場面というものがあると思います。

私の場合、お客様へのサービス品質を落としてまで自社のコスト削減を進めなければならないような時に、いつもイラッとしていました。

顔の見えない株主たちに対して、よく腹を立てていたものです。苦笑

それは自分でコントロールできること?できないこと?

イラッと感じた時にぜひ考えてみてほしいことがあります。

それは自分でコントロールできることですか?

それとも自分ではコントロール出来ないことでしょうか?

例えば、上司であれ、同僚であれ、部下であれ、イラっとする相手がいる場合。

相手の考え方や行動そのものを自分でコントロールすることはできません。

しかし、その相手や出来事に対して自分自身がどう反応するかということはコントロールできます。

怒るのか?それとも黙って我慢をするのか?

その後、どういった行動を、どういったアクションをとるのか?

これらのことは、自分自身でコントロールができることです。

コントロールできることに集中する

ぜひ自分でコントロールができることに集中をしましょう。

どれほど望まない状況にあったとしても、その中でベストを尽くすことが可能です。

例えば私の場合。

お客様へのサービス品質を落としてまでコスト削減を進めないといけないというような状況で、フラストレーションを溜めているだけでは何も改善されません。

そのような状況の中でも、コストをかけずにできることは何かないのかと考えることがきっとあるはずです。

そして一つでも二つでもアイディアを出して、それらを実際に試してみる。

それらは自分でコントロールができることです。

そうやって自分でコントロールできる範囲でアクションをとっていると、結果がついてくるだけでなく、自分自身に対して自信も生まれます。

コントロールできないことはどうすべきか?

では、自分ではコントロールできないけれど、自分にとって不快なことが起きたらどうすべきか?

そのままにしていてもイライラする気持ちが消えないようで不安になると思います。

その時は、そのコントロールできないことを胸の中で認め、受け止め、そして手放してください。

そういった不快なこととも一緒に生きて行くことが必要だと認めるのです。

ただ、それができると、その不快なことにコントロールをされなくて済むようになります。

ずっと胸の中に引っかかって、イライラ、イライラしてしまうようなことがなくなります。

認め、受け止め、手放してください。

イラッとしたら、自分自身に聞いてみる

イラッとした時、自分自身に聞いてください。

これは自分でコントロールできることか?

それとも自分にはコントロールできないことか?

自分の心の状態を見つめるだけでも、冷静になり、楽な気持ちになることができます。

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プロフィール
西原哲夫 | Tetsu
西原哲夫 | Tetsu
コーチ | プレゼンスジャパン株式会社 代表取締役
2児の父 | 表千家茶道 学習者 | 外資系企業経営 2社 | アメリカMBA | Likes:自然・旅行・歴史・蕎麦・甘味
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