Q&A: コーチングの最中に質問をしても大丈夫ですか?ティーチングとは違うと聞きました。
はい、質問大歓迎です。
知りたいことや分からないことがあれば、いつでも、どんなことでも聞いてください。
私のクライアントであれば、コーチングセッションの最中でもセッション間でも、いつでも質問をしていただいて大丈夫です。
コーチングとティーチングの違い
たしかに、コーチングとティーチングは違うという考え方があります。
コーチングはクライアントの気づきや思い、そして行動に対する意欲を引き出すものであるのに対して、ティーチングは講師側がクライアントに教えるものというスタンスに立っています。
どちらも素晴らしいものですが、ティーチングの場合、講師は知っているが、クライアントは知らないという前提が存在します。
するとクライアントの中では自分が知らないものを自分の外側から教えてもらった、という感覚を得ることになります。
この場合、自分の心の中にある、本当にやりたいこと、本当に大切にしたい価値観を引き出すことにはつながりません。
ややもすれば、講師が教えてくれたことだから、という言い訳がクライアントの中に生まれ、真の自己理解や行動変容につながらなくなるリスクが生まれます。
そういったこともあり、コーチングではできるだけティーチングをすることを控え、クライアントの中にある、その人だけの価値観やその人らしさを引き出すことを重視しているのです。
私のコーチング
とはいえ、コーチングとは、コーチとクライアントとの共同作業です。
コーチはクラアントに対して、ただ質問をするだけではありません。
共にビジョンを描き、共に行動計画を立て、そして一緒に実践をしていくのです。
実際に行動をするのはクライアントですが、私もコーチとして一緒に苦楽を共にする思いでコーチングに取り組んでいます。
その意味で私が知っている知識、持っている経験は、クラアントに全て共有します。
例えば、私が外資系企業2社の経営を通じてつちかってきた経験、10年以上にわたってたずさわってきたグローバルビジネスのノウハウ、アメリカのトップMBAで学んだビジネス知識。
こういったものはいくらでも提供できます。
質問していただければ、すべてをお伝えします。
アイディア出しやブレインストーミングを一緒に行うこともあります。
ただし、私の方から一方的にそれらの知識や経験をティーチングという形で提供することはしません。
私のクライアントは皆さんプロフェッショナルでいらっしゃいますので、まずはクライアントの考えを優先し、クライアントが求めるタイミングでのみ、私の知識や経験を聞いていただくようにしています。
場合によっては、私の方からこういったアイディアはいかがでしょうか?と提案をさせていただくことがありますが、その場合も必ずクライアントの了承を取ってからにしています。
コーチングは、私の経験や知識をひけらかすためのものではなく、あなたのためのものだからです。
あなたが主役
私のコーチングでは、あなたが主役です。
ですから、コーチングを通じてコーチである私に対して質問をしていただくことは何にも問題ありませんし、大歓迎です。
あなたにとって価値がありそうと感じたら、私の方から情報提供を提案させていただくこともあります。
あなたが主役となり、コーチングを最大限に活用してください。