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ビジョンの4つのステージ。あなたは今どのステージにいますか?

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あなたのビジョンは何ですか?

「あなたのビジョンは何ですか?」と聞かれて、あなたはどのように答えるでしょうか?

会社でも個人でも、長期的なビジョンを持っていることがあたかも良いこととされているような風潮がある現代。

ハッキリしたビジョンを持っていないと、少しソワソワしたり、後ろめたく感じたりすることがあるかもしれません。

短期的なビジョン、中期的なビジョン、長期的なビジョン。

時間軸がどうであれ、ビジョンを持っているということは、自分自身がやりたいことがハッキリしていて、それに向かって行動を続けていることが証明されるような気持ちになります。

ビジョンをもっていると、前進できる

確かにビジョンを持っていると、前進をすることができます。

Googleマップのような地図アプリは、目的地を入力しないと、そこにたどり着くための経路を見せてくれません。

私たちの人生や仕事においても、将来どこに行きたいのかという目的地、つまりはビジョンを持ってこそ、その方向に向かって歩みを進めていくことができるわけです。

「描けたものしか手に入らない」という言葉もありますが、描けたビジョンは達成できる確率が高まりますし、描けないビジョンが達成されることはないでしょう。

身近に憧れの人がいて、あの人のようになりたいというビジョンを持てる人はラッキーでしょう。

具体的にどのような行動をとっているかということを真似するだけでも、そのビジョンに近づくことができます。

だからこそ、ビジョンを描くことは誰にとっても重要なことです。

ビジョンには4つのステージがある

ところが問題は、このビジョンを持つということが簡単ではないことです。

何しろ、将来自分がどうなっているかなんて誰にもわかりません。

将来自分がどうなりたいかということがビジョンであるわけですが、経験したことのないことを、ビジョンとして描くことほど難しいものはないのです。

私はビジョンには4つのステージがあると考えています。

ステージ1

非常にクリアなビジョンをもっている

ステージ2

ハッキリとは見えていないが、自分が進みたい方向は感じている

ステージ3

過去にはビジョンをもっていたが、今は現状維持に甘えている

ステージ4

ビジョンをもっていないが、現状を変えたいと感じている

ステージ1の状態であれば、あなたは全速力でそのビジョンに向かって前進をしているでしょう。

ただ、今ステージ1の状態にいられている人は、限られていると思います。

そして人生を通してずっとステージ1という人は、ほぼいないのではないでしょうか。

過去にはステージ1のビジョンを持っていても、実際にそれを達成した途端に次のビジョンを見失ってしまい、ステージ3もしくはステージ4にいる自分に気づくということがあります。

私自身も過去に、「アメリカで働きたい!」というビジョンを持って、その目標に向かって邁進していたことがありました。

しかし、一度その目標を達成してしばらく経った時、ふと、次は何を目指したらいいのか?と立ち止まってしまうことがありました。

つまり、ステージ1のビジョンが達成された途端に、ステージ3もしくはステージ4に戻ってしまったということです。

もしかしたら、あなたにも似たような経験があるかもしれません。

自分のビジョンと他人のビジョン

またビジョンづくりにおいて大事なことは、自分自身のビジョンを作るということです。

ふと気づいたら他人のビジョンに動かされている、なんていうことはありませんか?

親からの期待。上司からの期待。お世話になった方からの期待。社会からの期待。

「あなたにはこうなって欲しいんだ。」

それは他人のビジョンであって、自分のビジョンではありません。

優しいあなたは、良かれと思って他人のビジョンを達成しようと一生懸命に頑張るかもしれません。

しかし、なぜか疲れてしまう。エネルギーがどんどんと枯渇して行くことを感じます。

かたや、自分自身が本当にやりたいと感じるようなビジョンを得られたとき、どれだけ行動を続けていても、エネルギーが枯渇することはありません。

自分が本当に大切にしているビジョンだからこそ、疲れることもなければ、他人に気遣いすることもなく、自然体でワクワクした状態が続いていきます。

ビジョン作りは自分を知ることから

それでは、自分のビジョンを作るにはどうしたらよいのか?

それは、自分自身を知ることです。

自分自身が大切にしている価値観。やりたいこと、やりたくないこと。 わくわくすること、許せないこと。

過去の体験。今の自分自身を形作ってきたこと。

そういったことにアクセスすることで、自分自身を知ることができます。

勇気がある人は、自分自身の中のドロドロとした欲求についても深掘りをして行きましょう。

目を背けたくなるような、自分の嫌な部分も認めてあげることで、自分をより深く理解をすることができるようになります。

この作業を自分ひとりだけでやっていくことは、大変難しいものです。

コーチとパートナーシップを組んで対話を重ねることで、自分自身の深いところに進んでいくことができます。

あなたのビジョンは今、どのステージにありますか?

あなただけのビジョンを、一緒に作って行きませんか?

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プロフィール
西原哲夫 | Tetsu
西原哲夫 | Tetsu
コーチ | プレゼンスジャパン株式会社 代表取締役
2児の父 | 表千家茶道 学習者 | 外資系企業経営 2社 | アメリカMBA | Likes:自然・草木の香り・散歩・旅行・歴史・蕎麦・甘味
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